【専門プロが解説】賃貸の仲介手数料てなに?払いたくない~不動産屋の存在価値~
突然ですが、皆さんは「手数料」というものをどう感じてますか?
簡単に言うと、誰かが誰かに何かをしてもらった「お礼」のお金ですが、正直、納得と満足をしてないお金は払いたくないですよね…。
当然ですけど、私は「払うべき対価」はしっかり納得と満足をした上でお支払いしたいと思います。
しかし、賃貸の仲介手数料ほど曖昧なものはないと思います。
賃貸の仲介手数料について
賃貸の仲介手数料は、簡単に言うと「物件の広告」「内見同行」「申し込み手続き」「契約手続き」「交渉」など、お部屋探しから入居までの業務を行ってくれた不動産屋にお礼としてお支払いするものですよね。
でも、そもそも、この仲介手数料ておかしいと思いませんか?
例えば、家賃5万円のお部屋と20万円のお部屋、仲介不動産屋のやること(仕事内容、業務)はまったく同じなのに、仲介手数料は違うんです。
家賃5万円の契約では仲介手数料5万円、家賃20万円の契約では仲介手数料20万円。
本当に不思議ですよね。
私は仲介手数料そのものを否定しているわけではないんです。
そのお金に相応しい業務をやってもらって納得と満足をしたならちゃんと払うべきだと思いますし、貰う側もその自信があるなら堂々と貰うべきだと思います。
でも、そうじゃない場合が多くありませんか…?
もし皆さんが賃貸の仲介手数料に納得と満足をしていないのであれば、「仲介手数料完全無料」のサービスをオススメします!
ちなみに、「仲介手数料無料」を謳っていても、実際には別の名目でお金がかかる場合があるので、十分気を付けましょう!
不動産屋の存在価値
特に皆さんが仲介手数料や不動産屋に疑問や不信感を感じる時は、自分で良いお部屋を見つけた時じゃないでしょうか?
私は昔と今では不動産屋の存在価値が違うと思います。
昔のインターネットがまだない時代は、引っ越しをする時、お部屋を探す時は、街の不動産屋しか情報を持ってなかったので、絶対に近くの不動産屋にいかなければいけませんでした。
なので、その時代の不動産屋はとても頼りになる(頼らざるを得ない)存在でしたし、とても存在価値が高かったと思います。
でも今は、インターネット上にほぼすべての情報が載っているので、不動産屋に頼らなくても自分でお部屋を探して決めることが出来ます。
検索サイトやアプリが充実しいて、お部屋の写真や動画はもちろん、最近ではVR内見なんかも増えてきました。
周辺環境もGoogleマップで確認が出来ます。
私の感覚では、皆さん自身でお部屋探しの約8割くらいが終わってませんでしょうか?
そうなると、不動産屋は「ただ内見したいお部屋の鍵を持ってるだけ」「ただ契約できる免許を持ってるだけ」の存在になってしまいます。
でも、私は不動産屋の業務形態やシステムはあんまり変化(進化)してないように感じます。
当たり前のように、「そういうものだから」と言って仲介手数料を取ってる気がします。
まとめ
今後の不動産屋は、仲介手数料の意味や存在価値を改めて考えて、時代に合った、お客様に求められる変化と進化が必要だと思います。